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    ひーちゃんの修練場探し

    ――真神学園放課後――

    龍麻 「……はあ(溜息)」

    京一 「どうしたんだ、ひーちゃん。溜息なんかついちゃって」

    龍麻 「いや、古武道の練習する場所、探してンだけど。テキトーな場所が見つかんなくってさ」

    京一 「なんなら一緒に部活に出るか?俺か醍醐に言えば、剣道部かレスリング部の場所、使わせてやれるぜ?」

    龍麻 「それじゃ、部長の職権乱用だろ。俺、部員じゃないし。気ィつかわせるし」

    京一 「そっか」

    龍麻 「最初は、家のアパートの部屋でやってみたんだ」

    京一 「そりゃ、狭くてできねェだろ」

    龍麻 「うん。壁と天井と物が壊れて、上下左右の住人から苦情がきた」

    京一 「当たり前だぜ。ひーちゃん、常識ねーぞ」

    龍麻 「お前に言われたかないね。それで、アパートの外に出てやってたら」

    京一 「うん」

    龍麻 「うっかり、通行人にパンチ当たりそうになって、変質者と間違われた」

    京一 「ふーん。人通りがあるトコじゃ、やりにくいよな」

    龍麻 「俺もそう思う。ためしに街中でもやってみたんだぜ」

    京一 「おい!そんな所でやって、大丈夫だったンかよ?」

    龍麻 「まあね。なんかの路上パフォーマンスだと思われたみたいで、子供らに囲まれたけど。俺も、見物人がいると思ったら、つい、ウケ狙ってハデこくやっちゃってさ。アンコールの嵐で疲れたなー」

    京一 「お前がコスモと気が合った理由がわかったような気がするぜ。でもよ、古武道の型って、フツー、そんなにウケるか?」

    龍麻 「まだ、今の時点じゃ、コスモは仲間になってないぞ。型については、追及するな。所詮、俺の我流だ。中央公園でやってたら、ばーちゃんがそれは大極拳か、だったら健康のために教えてくれって、頼んでくるんだもんな」

    京一 「ぷくくくく。(バコッ)ッて。わーったよ。すまねェ」

    龍麻 「時代劇とかで、神社の境内で修行してるだろ。だから、熊野神社とかにも行ってみたんだ」

    京一 「そんで、どうだったんだ?」

    龍麻 「はじめは良かったンだけどさ、歌舞伎町帰りのカップルとかがいちゃついてやがるし、この間なんか、夜に行ったら繁みの中で……」

    京一 「ちょッ、ちょっと待った!ここは『崑崙山(注:知る人ぞ知る、SS投稿サイト様の健全SS置き場の名称)』だぜ、ひーちゃん!それ以上はいけねェ!!」

    龍麻 「う……。すまない、京一」

    京一 「やっぱり、初心に戻って、学校でやった方がいいんじゃねーの?」

    龍麻 「それもやってみたんだ。でも体育館裏は佐久間の手下どもがうるさいし。誰かがカツアゲ食らってたりしたら、助けざるを得ないだろ?中庭でやってたら、女のコたちが見に来て気が散るし。『緋勇龍麻の強さの秘密!!』とかいって、アン子に新聞のネタにされそーになるわで、落ちついて練習なんかできないよ」

    京一 「お前、肝心なトコ忘れてねーか?(ニヤリ)」

    龍麻 「え?どこだよ?」

    京一 「ガッコの屋上だよ」

    龍麻 「なんだ。それなら、やってみたよ」

    京一 「ダメなのか?」

    龍麻 「いや。良すぎるんだ。昼寝に最適なんだよ、あそこ。いい気持ちだなーと思って、寝転がったら、それで終わり」

    京一 「いいんじゃねーか?」

    龍麻 「たいてい、目が覚める頃には、鍵閉まって出られなくなるんだ。犬神センセー、戸締り厳重なんだよ。いくら『黄龍の器』でも、階段使わずに屋上から下には降りられないからな。お前や如月なら、降りられるだろうが」

    京一 「ひーちゃん、さりげに俺にケンカ売ってねェか?ンじゃ、いっそのこと、旧校舎いっちまえばいいじゃねーか?ついでに経験値もアイテムも手に入るしよ」

    龍麻 「それなら、こんな苦労はしないよ。旧校舎や廃屋じゃ、物の怪やチンピラや殺人鬼なんかが出て来るし、それじゃ本番だろ?俺は、体がなまらない程度に動かしたいだけなんで、毎日の練習が本番じゃ、体がもたないよ」

    京一 「はあ(溜息)」

    龍麻 「京一?」

    京一 「なんだ?」

    龍麻 「どっか、いい場所、知らない?」

    京一 「知るか!!」


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